ラグビーカーニバル(2日目)が開催されました

11月3日、晩秋とは言え夏日かと思われる天候の中で豊中でラグビーカーニバル(2日目)が開催されました。参加校は12校が登録していますが、単独チームとして部員数が15人以上のチームは4校(茨木・千里・電通大高・関倉)です。また、豊中市の所在する高校の参加はありませんでした。豊中の地でラグビーの普及活動に取り組んでいるものとして少し寂しく感じました。わけても、豊中は野球のみならず高校ラグビー大会発祥の地でもあり、在豊中の各校のラグビー部の奮起を期待します。

本当に、部員不足が深刻です。全国大会の大阪府予選はかつては150超の参加校があったにもかかわらず、今年は合同チームも含めて37チーム(単独31校)です。10月29日に行われた準々決勝(全12試合)でも100点ゲームが4試合。点差が50点以上開いたものは9試合です。強豪校に選手が集中し、チーム力の格差が拡大しています。このカーニバルに参加する高校の中には部員が一桁の学校が7校も参加してくれています。部員不足の中で合同練習日以外黙々と練習に取り組む生徒の姿やそれを支える顧問などの先生やマネージャーに感動を覚えます。

9:05に開会式。受付開始。今年はスクールのご協力をいただいて、スポーツタオルを参加賞として各人に。大好評です。
使った後、洗濯して物干しに干されると「TOYONAKA RUGBY SCHOOL」と文字が出ます。見かけたら、インスタででも挙げてもらえると励みになります。

交流戦は大きな実力差もなく、ラグビーを楽しんでいることがうかがえるゲームが展開されました。3年生引退後の新チームですが、練習を積み重ねているのかミスの少ないゲーム内容です。少し気になったのがハイタックルが多かったことです。救急搬送が一件発生しました。ダブルタックルに入った味方同士で顔面を強打し、一人が鼻骨骨折の疑いです。

45周年記念交流戦&カーニバル中学交流戦を開催

ラグビーW杯フランス大会最終日決勝戦開催日の29日、午前中は豊中ラグビースクール創設45周年記念交流試合として、幼年から6年生まで、茨木、能勢の各スクールと交流戦を行いました。保護者の熱い声援を背に熱戦を繰り広げ秋の一日を楽しく過ごしていました。

午後からは豊中ラグビーカーニバルとして中学の交流戦です。3年生が引退し新チームでの対戦です。茨木、豊中中体連合同の3チームです。今まで3年生の陰に隠れていた子どもたちが生き生きのびのびとラグビーを楽しんでいます。いろんな新しい発見があって嬉しい観戦となりました。

タグラグビー体験会を開催します

タグラグビー体験会開催のご案内

豊中市ラグビーユニオンと豊中ラグビースクールは共催で、「タグラグビー体験会」を以下の日程で開催します。

10月1日(日)9:30~11:00
11月19日(日)9:30~11:00

マリンフード豊中マルチグランド(ふれあい緑地球技場)
豊中市利倉東2丁目22-1(服部天神駅下車、西側約1㎞)
⇒MAP
対象:3歳~小学生の男女

いま、フランスでは4年に一度のラグビーワールドカップが開催されています。5チームずつ4つのグループに分かれて一次リーグをたたかっています。
日本は、プールDに属して、イングランド・サモア・アルゼンチン・チリと決勝トーナメント進出(一次リーグ2位以上)をかけてたたかっています。

ラグビーという競技に興味をお持ちのお子さんや保護者の皆さん、
一度体験してみませんか。

当日はスクールの指導員が初心者にもわかるように指導します。
タグやボール等の用具はこちらで用意いたします。
対象は、小学生以下のお子さんです。(男女は問いません)

当日、運動のしやすい服装でお越しください。靴は金具のついていない運動靴をご用意ください。
水分補給のためのお茶等を入れた水筒もご用意ください。
ぜひ、体験会に参加してください。

※タグラグビーは、タックルの代わりに腰につけたタグ(ひも状の布)を取り合う方式を導入し,選手どうしの体の接触を禁じて安全性を高めたラグビー。ラグビースクールでは2年生以下のチームに導入しています。

大阪府ラグビーフットボール協会の会長交代

大阪府ラグビーヒットボール協会から会長の退任と就任の挨拶状が届きました。
花折昌治会長が退任され、新たに天野寛之氏が新会長に就任されることとなりました。
引き続き、協会発展のためご尽力いただけることと思います。
私たちも、豊中の地でラグビーの普及に取り組んでいきたいと思います。

2023年7月3日
豊中ラグビーユニオン 会長 宮本信隆

第36回 恒例の「12校大会」が開催されました

梅雨の中休みとも思える晴れた日曜日(6月18日)、マルチグランドで恒例の「12校大会」が開催されました。ことして数えて36回となる大会です。
今年は以下の高校が参加を会いました。参加校は多いものの、合同チームでの参加で単独チームは、箕面学園・千里高校・都島工科となりました。残念ですが、豊中市にある高校は参加していません。次回には何とか参加して欲しいものです。

各チームともチーム作りの途上で、連係ミスなどが目立ちました。また、余っているにもかかわらず、強引に持ち込んで、ジャッカル若しくはノットリリス―などの反則を重ねてチャンスを潰してしまうシーンがいくつか見られました。

また、新1年生合同チーム同士の対戦は、プレーの未熟さやルールの無理解などが見られたものの、果敢にタックルに行く姿には感動を覚えます。
けがもなく、無事に大会は終了しました。
優勝は合同A(高津・柏原・住吉)、準優勝合同D(門真西・城東工科・成城・渋谷・汎愛)、三位千里高校でした。
高校ラグビー全国大会では合同チームは予選大会だけの参加が認められてきましたが、今年度から本大会(花園)への出場も認められこととなり、合同チームのスキルの向上も着実に上がって来ています。

  • ①合同 A(高津、柏原、住吉)
  • ②箕面学園
  • ③千里
  • ④都島工
  • ⑤合同 D(門真西・城東工科・成城・渋谷・汎愛)
  • ⑥合同 E(布施・花園・みどり清朋・清水谷・八尾・上宮太子)

※合同 C(金光大阪・金光八尾・牧野・島本・春日丘・高槻北・北かわち皐が丘・茨木西・太成学院・ 山田・北摂つばさ・大阪学院・長尾) に関しては、人数が揃わないため、千里、箕面学園の不足人数を補う形での出場。

令和5年(2023年)度「指導者講習会」を開催しました。

本日(4日)マリンフードマルチグランドで、豊中と箕面ラグビースクールの合同練習が行われ、そのあと、恒例の「指導者講習会」を開催しました。
今回は、ルール―改正について大阪協会の嵯峨レフリーに解説をお願いしました。

U12とU15に関する改正として、生徒の安全確保を重点に

  1. ジャッカルの姿勢(U12は禁止)
  2. ハンドオフの定義の再確認
  3. ハイタックルの確認
  4. スクーズボールの禁止
  5. ノーバイド・逆ヘッドのタックルの禁止

などです。

箕面及び豊中のスクールの指導者を中心に60名超の参加があり、関心の高さをうかがえる取り組みでした。参加していたユニオンの高校担当理事から、高校の先生や生徒にも参加の機会をとの要望があり、次回そのことを配慮した開催を検討してくこととしました。

五月空のもと「近隣高校交流戦会」を開催しました

5月3日、恒例の「近隣高校交流戦」をマリンフードマルチグランドで開催しました。
今年は、北野高校ラグビー部が創部100周年事業を花園で行っており、近隣の公立高校を招待していること、部員減少から休部状態の公立高校が増加している関係から、私学の参加のみとなりました。
参加チームは「関西大倉」「早稲田摂陵」「箕面学園・高槻合同チーム」「電通」の4チームと少し寂しい参加校数でした。

各チームとも新一年生の加入もあり、今後のチーム力の向上が期待されます。
各ゲームとも、白熱したゲームとなり、それぞれがチームの持ち味を試す機会ともなっています。
チームの仕上がりは随分違いがあります。これからのチーム作り。現在のチーム力の強化など様々です。
新一年生との雑談。「初心者で、高校で始めました。最初は柔道部に入ろうかなと思っていたのですが、個人競技とは違うチームでの競技に興味があり、入部しました。すごく楽しいです。」雑用を押し付ける悪しき運動部でなく、一年生も楽しめる部活が運営されていることに安堵感を持ちました。
高校担当のユニオン理事の北氏のご努力に感謝です。

3月19日(日)春の陽光を浴びてタグラグビー体験会を開催

本日、豊中市の「スポーツ魅力発信事業」を請け負って「タグラグビー体験会」を開催しました。
マルチグランド周辺の子ども園等に開催チラシをスポーツ振興課を通じて配布し、タグやボールも準備万端です。前日の雨の影響でしょうか、グランドには大きな水たまりが数か所。水を吸うスポンジローラーはスポンジが劣化しボロボロ。それを避けての開催です。

保護者の皆さんのご協力で7人のお子さんが来場。最初はスクールの幼年グループで基礎的な練習です。その次にかけっこの競争などをしてから3組に分かれて対抗戦です。追いかけたり、逃げ回ったり子どもたちはずいぶん楽しそうにしていました。少しシャイでなかなか参加しようとしない子も、ゲーム(試合)になれば元気に走り回っていました。

ラグビ―ユニオンとスクールは楽しくスポーツを経験できるよう地域で活動しています。
折を見て「体験会」を開催しますので、是非ご参加ください。

なお、午後からは、中体連、関大北陽中学を招いて、スクールの中学部が交流試合を行いました。
結果は以下のとおり。
TRS   59-0 中体連
中体連 7-46 関大北陽
TRS   28-5 関大北陽

タグラグビー体験会を開催します

豊中ラグビースクールと豊中ラグビーユニオンの共催で「タグラグビー体験会」を以下のとおり開催します。ご近所お誘いあわせの、上奮ってご参加ください。

  • 日時:3月5日と3月19日 午前9:30~11:00(受付開始は9:00~)
  • 場所:マリンフード豊中マルチグランド(豊中市利倉東町2丁目 大商学園高校の南西スグ)
  • 内容:タグラグビー体験(対象 4歳ぐらい~小6年生)
  1. 参加費無料
  2. 当日は運動ができる服装で集合して下さい。 水筒(芝生のグランドのため水でお願いします)・タオル・着替え等ご用意下さい。
  3. 雨天の場合中止します。 その場合は当日の7時30分頃に豊中市ラグビースクール及びユニオンのホームページにて案内。
  4. 会場周辺は駐車禁止です。送り迎えを含め路上での駐停車は絶対にしないで下さい。 最寄りの駐車場をご利用願います。
  5. 当日並行して豊中ラグビースクールの活動も行っていますのでご希望の方は見学をして下さい。

タグラグビーとは・・・
私たちがよく知っているラグビーは1チーム15人で行われ、「タックル」に象徴される激しい身体接触が特徴です。
タグラグビーは、タックルをはじめとする身体の接触プレーを一切排除しているため、誰でも安全に楽しむことが できるボールゲームで、プレーヤーは腰にベルトをまき、その左右に1枚ずつタグを着けます。
攻める側は、ボールを持って走ったり、攻めている方向の後ろにパスをしながら前進し、相手のゴールラインを超 えたところにボールを置けば「トライ」で1点となります。
守る側は、ボールを持って走っているプレーヤーの左右どちらかのタグをとることによって守ります。つまり、タックルの代わりにタグをとることが防御手段になっているので、タグラグビーには身体接触がないのです。
このタグラグビーのよさは、いくつかの研究論文等でも確かめられていて、その中には、ラグビー独特のボールを前 に投げられないルールによってパスは後ろへ後ろへと回ってくる結果、コートの後ろや隅に引っ込みがちになる運動 が苦手な子も、ボールを手にする機会が多くなるというデータもあります。また、ボールを持って走ることから運動量が豊富で、その中身も、相手をかわしたりタグをとられないように逃げ回 ることから、筋力や持久力はもちろんのこと、敏捷性やバランス感覚を養える多様な動きがたくさん含まれています。

城田指導員生涯現役スポーツ賞(金賞)を受賞

豊中ラグビースクールの城田育士(しろたやすし)氏が”大阪府の生涯現役スポーツ賞(金賞)”を授与されました。生涯現役スポーツ賞は「年齢が80歳以上で、引き続く活動歴が50年以上の個人」が受賞対象です。

城田さんは1935年生まれ(87歳)、1954年京都大学ラグビー部に所属、爾来今日に至るまでラグビーとの関わりを持ち続けてこられました。2001年から豊中ラグビースクール指導員に参加され、スクール生の指導にあたってこられています。

城田さんはあいさつの中で「生徒、指導員、保護者の皆さんのおかげで今日までやってこれました。皆さんのお陰です」と謝意を述べられるとともに、「まだまだ元気です。引き続き頑張ります」との決意も述べられています。

この賞は、長門元校長に続て2人目となります。ラグビーが生涯にわたって関わりの持てる魅力あるスポーツだということを体現された快挙です。