豊中市民カーニバル報告(2日目)

11月4日豊中市民カーニバル二日目。午前中は「中学交流戦」午後からは「高校交流戦」です。本部テントの設営、グランドのライン引き。ゴールポストの設置など、結構人手がいちます。グランドのラインひきは、グランドの広さや引かれたラインの意味などを学ぶ機会であり、本来なら生徒にさせたいのですが、時間的制約(試合前の練習)があって、指導員で行うことに。手慣れたもので、30分ほどで完了した。各チームの生徒たちが集まり、三々五々練習を始めました。

開会式の後、ユニオンから中体連合同チームに試合用ユニフォームが寄贈されました。この間“部活の地域移行”の一環として、中体連の部活のお手伝いをしてきたスクールの指導員有志の方に支給される報償金をプールした基金で作成したものです。黒地にバラの花をあしらい、袖口は赤のステッチ、スタンドカラーのお洒落な今風のユニフォームです。デザインは中体連の先生に考えてもらいました。

午前は、豊中RSと茨木RS、豊中中体連(中学校部活の合同チーム)の3チームでリーグ戦を行いました。選手層に余裕のあるのは茨木さんのみ。茨木さんから人を借りてのチーム編成。試合結果は豊中RS35-茨木RS27。豊中中体連7-茨木RS24、豊中中体連0-豊中RS31でした。3年生が引退し新チームでの試合でしたが、随所に素晴らしいプレーが出るなど見ごたえのある試合であるとともに、各チームの今後の成長が楽しみな試合内容でした。とりわけ中体連の12番の選手のスピード果敢なタックル、最後まであきらめないでゴール前のタックルでトライを何回か阻止したプレーは絶賛されていいプレーでした。豊中のスクールの引退した3年生がお手伝いとしてグランドの来てくれ、練習や試合のチームサポートをしてくれました。

午後からは、高校の交流戦で、箕面学園、茨木高校、合同チーム(北野高校・桜塚高校・開明高校)です。チーム力に大差がなく、自分達のスキルを確認するいい機会になった交流戦でした。全国大会の府予選ではあまりにも実力差があり過ぎて、ラグビーを楽しむどころではない内容となる場合があります。ここでは、それぞれがチーム内での自分の立位置が実感でき、ラグビーを存分に楽しめたのではと思いながらの観戦でした。箕面学園女性選手の動きはいいと、スクールのY副校長はほめちぎっていました。また、各チームで選手として参加しているスクールOB達が挨拶に来てくれるなどラグビーの絆を意識させられました。

無事二日間のカーニバルを終えることができました。関係各位のご協力とご理解に深く感謝いたします。引く続き、地域での「人づくり」の一環としてのラグビー普及活動の精進いたします。さらなるご指導ご鞭撻を宜しくお願いします。