全国高校ラグビー発祥の地のモニュメントについて

豊中駅前の広場にある全国高校ラグビー発祥の地のモニュメントについてご紹介します。このモニュメントの裏にはイングランドラグビー協会会長の「ラグビーとは」の言葉と、説明文が刻まれています。

全国高校ラグビーは大正7年(1918) 1月12日、「第1回アツソシェーショ ン式・ラグビー式日本フートボール優勝 大会」として、豊中運動場で始まった。
第1回大会は4校が出場し、優勝戦は全 同志社が京都一商を31-0で破った。
豊中運動場は大正2年(1913)ここよ り西へ600Mの地に箕面有馬電気軌道 (現在の阪急電鉄)によって建設された。
第5回大会まで開催され、その後、住宅 地となった。会場は宝塚運動場、甲子園 球場、西宮球技場などを経て、第42大 会(昭和38年)から現在の近鉄花園ラグビ ー場へと移ったが、豊中で始まった大会は、 延べ2100余のチーム、5万人以上の選手 が楕円球を追い、世紀をまたいだ2000 ~2001年のシーズンに80回の節目を迎 えた。
ここにラグビーの一層の隆盛を願 い、大会発祥の地の豊中に記念碑を建設 する。

平成14年(2002)12月26日
全国高等学校体育連盟 日本ラグビーフットボール協会
大阪府・大阪府教育委員会
毎日新聞社
豊中市
製作 ワタナベモニュメント
彫刻家 田村 務